RM耐震補強工法の分類 RM耐震補強工法の施工手順 RM耐震補強工法の特長 在来工法との比較
安震ブロック―RM耐震補強工法は、小型・軽量のRMユニットを組積して増設耐震壁を構築する補強工法です。鉄筋コンクリート造耐震壁に比べ、工期短縮、省スペース、省資源(型枠材不要)などのメリットがあります。建物を使用しながらの工事が可能で、病院や事務所ビルなどの工事に関する制約の多い建物の補強に向いています。
増設壁本体は中空のRMユニット、鉄筋、空胴部に充填されるモルタルで構成されます。既存躯体(柱・梁)と増設壁はあと施工アンカーや定着プレートによって接合されます。また、増設壁の上部と既存梁との空間には無収縮モルタルが充填されます。
この度、1辺が柱または2隣辺が柱・梁に接する有開口RM耐震壁 / 柱付きドア開口を設けた増設壁または増打ち壁を開発し、令和3年9月7日付けで一般財団法人日本建築総合試験所の建築技術性能証明(第02‐18号改定4)を取得しました。今回の改良により、従来の鉄筋コンクリート壁による補強工法のほぼ全てをRM耐震補強工法によって行うことが可能になりました。本工法の普及と技術の向上を目的として平成20年に設立した「RM耐震補強工法協会」では、協会への入会会社を募集しております。協会へ入会し、会員となることによって、本工法の設計・施工が可能になります。
RMユニット |
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▼RM工法の概要
https://youtu.be/T1fk6q4WiHc
RM耐震補強工法の分類
RM耐震補強工法の施工手順
接着工法の施工手順
アンカー工法の施工手順
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▼施工手順
https://youtu.be/ALispqWiJZE
RM耐震補強工法の特長
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▼RM工法の特長
https://youtu.be/PpP9u20L_q4
在来工法との比較
在来のRC増設壁工法では、型枠工事やコンクリート工事において大型の仮設材を使用します。一方で、RM耐震補強工法ではモルタルポンプでの施工が可能であるなど、仮設の簡素化が可能となり、ブロックが組積できるだけの狭隘な場所で省スペース施工が可能になります。
RM耐震補強工法による施工 |
在来工法による施工 |